道谷原発電所取水堰(みちやはらはつでんしょしゅすいぜき)

堰の部分の拡大です。
機械類は改修されていますが、堰の構造は当時のままのようです。
ゲートの幅が狭いのが、大正期以前のものであることをうかがわせます。
この辺は”高徳”という地名なので、”高徳堰”とも呼ばれているようです。
左側の橋脚状のものは以前ここに架かっていた橋の名残でしょう。
旧中岩橋だったのでしょうか。
このとき堰はゲートがひとつだけ半開きで、
越流提の方は三ヶ所が他より低くなっており、
そこから、水が流れ出ていました。
また、堰の下流左岸に排水口のような穴が二箇所あります。
何の穴か定かではありません。

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