2016年7月7日 更新
渡良瀬川は栃木県日光市皇海山(すかいさん)が水源の松木川、
庚申山から流れる仁田元沢、
日光方面から流入する久蔵沢の三川が合流する、
日光市足尾町銅親水公園(あかがねしんすいこうえん)より下流を渡良瀬川と呼んでいます。
渡良瀬川の名前は足尾町渡良瀬地区から来ており、
日光を開山した勝道上人(735〜817)が名づけたと言われています。
全長は107km、流域面積は2,621uあり、利根川の数ある支流の中でも最大の支流となります。
古来では、渡良瀬川は単独で海まで流れ込んでおり、
現在の江戸川の流路がほぼそれに当たると言われています。
現在の流れは群馬県みどり市、桐生市、栃木県足利市、佐野市、藤岡町、を通り、
埼玉県加須市旧北川辺町で利根川に合流します。
上流部には足尾銅山、草木ダム、下流部には渡良瀬遊水地と
見所も多い河川です。